
結婚相手をどう選べばいいのか、考えるほど迷ってしまう人は少なくありません。
年収や仕事、外見、性格、価値観、安心感、好きな気持ちなど、結婚相手を考えるときに気になるポイントはたくさんあります。
どれも大切に思えるからこそ、「何をいちばん重視すればいいのか」「この人で本当にいいのか」と考え込んでしまう人もいると思います。
ただ、結婚相手選びで大切なのは、すべての条件を満たす人を探すことではありません。
結婚相手選びで大切なのは、条件を増やすことではなく、「自分が無理なく続けられる関係か」を軸に、何を重視するかを整理することです。
そのためには、自分にとって譲れないこと、大切にしたいこと、あればうれしいことを分けて考えると、相手を見る目も整理しやすくなります。
この記事では、結婚相手の選び方で迷ったときに、重視するポイントや決め手をどう整理すればよいのかを見ていきます。
目次(タップでジャンプ)
結婚相手の選び方で迷いやすい理由
結婚相手選びで迷いやすいのは、考えるべきことが多いからです。
恋人として好きかどうかだけでなく、結婚となると、仕事や収入、価値観、安心感、将来の暮らし方など、見るポイントが増えていきます。
そのため、ひとつひとつを同じ重さで考えようとすると、「結局、何をいちばん大切にすればいいのか」が分かりにくくなることがあります。
条件が多いほど、かえって決めにくくなる
結婚相手を考えるとき、条件がいくつも出てくるのは自然なことです。
年収、仕事、年齢、外見、性格、価値観、家族観など、気になるポイントが増えるほど、慎重に考えたくなるのも無理はありません。
ただ、すべての条件を同じ重さで見ようとすると、どの相手にも足りない部分が見えてしまいやすくなります。
すると、本当は大きな問題ではないことまで気になってしまい、「もっと合う人がいるのでは」と考え続けてしまうこともあります。
結婚相手選びでは、条件をたくさん並べるよりも、自分にとって本当に外せないことと、あればうれしいことを分けて考えることが大切です。
好きなのに迷うときは、不安の種類を分けて考える
相手のことが好きでも、結婚相手として考えると不安になることがあります。
一緒にいる時間は楽しいけれど、結婚後の暮らしを想像すると少し不安がある。気持ちはあるけれど、お金の使い方や生活のペースが合うのか分からない。そんなふうに感じることもあると思います。
このとき大切なのは、「好きなのに不安があるからダメ」とすぐに決めることではありません。
まずは、その不安がどこから来ているのかを分けて考えることが大切です。
不安を整理するときに見たいポイント
- 相手の性格や行動に、見過ごせない違和感があるのか
- 結婚後の生活を具体的にイメージできないことが不安なのか
- 相手に問題があるというより、結婚を決めること自体に不安があるのか
相手への違和感なのか、結婚生活への不安なのか、自分の中の決断への不安なのかで、向き合い方は変わります。
不安をひとまとめにして考えるよりも、どの不安なのかを分けてみると、今見るべきポイントが少しはっきりしてきます。
世間的な基準と、自分の本音がずれることもある
結婚相手選びでは、周りの意見や世間的な基準が気になることもあります。
家族や友人から見てどうか、仕事や収入は安定しているか、年齢的に早く決めた方がいいのか。そうした基準が入ってくるほど、自分が本当は何を大切にしたいのかが分かりにくくなることがあります。
もちろん、世間的な基準がまったく不要というわけではありません。生活の安定や将来のリスクを考えるうえで、参考になる部分もあります。
ただし、それを判断の中心にしすぎると、「周りから見て良い相手か」ばかりを気にしてしまい、自分が無理なく続けられる関係かどうかを見落としやすくなります。
世間的な基準は参考にしつつも、最後は「自分がその相手とどんな関係を続けていきたいのか」を軸に考えることが大切です。
結婚相手選びで重視したいポイントは人によって違う
結婚相手を選ぶときに、何をいちばん大切にしたいかは人によって違います。
価値観や人生観の近さを大切にしたい人もいれば、一緒にいて安心できること、誠実さ、金銭感覚、生活の安定感などを重視したい人もいます。
また、条件としては問題がなくても、好きな気持ちや惹かれる感覚がないと結婚相手として考えにくい、という人もいるでしょう。
大切なのは、どれが正解かを決めることではなく、自分がどのポイントを重視しやすいのかを知ることです。
結婚相手選びで重視されやすいポイント
- 価値観や人生観が近いこと
- 一緒にいて安心できる・自然体でいられること
- 誠実で、思いやりがあること
- 金銭感覚が大きくズレていないこと
- 将来の考え方や家族観が近いこと
- 仕事や収入など、生活の安定感があること
- 好きな気持ちや惹かれる感覚があること
たとえば、安心感を重視する人にとっては、刺激的な恋愛よりも、無理なく落ち着いていられる関係の方が大切かもしれません。
一方で、生活の安定感を重視する人にとっては、気持ちの相性だけでなく、仕事や収入、暮らしの見通しも大きな判断材料になります。
また、好きな気持ちや惹かれる感覚を大切にする人にとっては、条件だけで相手を選ぶことに違和感があるかもしれません。
結婚相手選びで迷ったときは、まず「自分がどんな条件を、どのくらい大切にしたいのか」を整理することが、判断の第一歩になります。
後悔しないために「譲れない条件・すり合わせたい条件・理想条件」に分ける
結婚相手選びで迷ったときは、気になる条件をすべて同じ重さで考えないことが大切です。
年収、仕事、性格、価値観、安心感、好きな気持ちなど、どれも大事に見えるかもしれません。
ただ、その中には、条件が合わないと結婚後に苦しくなりやすいものもあれば、相手との考え方や感覚が近いほど安心できるもの、理想に近いと魅力に感じやすいものもあります。
そこで、自分が気にしている条件を「譲れない条件」「すり合わせたい条件」「理想条件」に分けて考えると、何を優先すべきかが整理しやすくなります。
譲れない条件:合わないと結婚後に苦しくなりやすいもの
譲れない条件は、ここが大きくズレると、結婚後に無理が出やすいものです。
たとえば、金銭感覚が大きく違う、誠実さに不安がある、将来の考え方がどうしても合わない、といった部分は、見ないふりをすると後から大きな悩みになりやすいです。
もちろん、すべてが最初からぴったり合う必要はありません。けれど、自分が長く我慢し続けることになりそうな部分は、軽く考えない方がよいでしょう。
譲れない条件は、たくさん増やしすぎないことも大切です。多くても2〜3個くらいに絞ると、自分にとって本当に大事な軸が見えやすくなります。
すり合わせたい条件:歩み寄れるほど関係を続けやすくなるもの
すり合わせたい条件は、最初から完全に一致していなくても、話し合いながら歩み寄れるほど関係を続けやすくなるものです。
たとえば、一緒にいて自然体でいられること、話しやすいこと、休日の過ごし方や生活のペースが大きくズレていないことなどは、日々の関係の心地よさに関わります。
こうした部分は、最初からぴったり同じでなくても、ふたりで話し合いながら少しずつ整えていけることがあります。
ただし、毎回どちらか一方だけが合わせ続ける形になるなら、少し注意が必要です。すり合わせたい条件は、完全に同じであることよりも、違いがあっても無理なく調整していけるかを見るためのものです。
理想条件:当てはまると魅力に感じやすいもの
理想条件は、当てはまると相手をより魅力的に感じやすいものです。
たとえば、趣味が同じ、外見が好み、話題が合う、年齢や学歴などの条件が理想に近い、といったことは、その相手を前向きに考える理由になります。
ただ、それらが理想に近くても、安心して話せない、信頼できない、将来の考え方が大きく違う場合は、結婚後に不安が出てくることもあります。
反対に、最初は「理想通りではない」と感じても、関わるうちに安心感や信頼感が見えてくることもあります。
結婚相手選びでは、理想条件だけで判断すると、相手の分かりやすい魅力に引っぱられすぎてしまうことがあります。
大切なのは、理想条件だけで決めるのではなく、譲れない条件と重視したい条件も含めて、自分が長く大切にしたい軸を見失わないことです。
結婚相手の決め手がわからないときの考え方
譲れない条件、すり合わせたい条件、理想条件に分けても、それだけですぐに答えが出るとは限りません。
相手に大きな問題があるわけではないのに、「この人でいいのかな」「決め手がない気がする」と迷うこともあります。
結婚相手の決め手は、ひとつの条件だけで決まるものではありません。条件を増やして答えを探すよりも、「なぜ決めきれないのか」を整理することが大切です。
条件が多すぎるなら、譲れない条件をもう一度絞る
条件を3つに分けても、まだ「これも譲れない」「あれも外せない」と感じる場合は、譲れない条件が多くなりすぎている可能性があります。
譲れない条件が多いほど、どの相手を見ても足りない部分が目につきやすくなります。
その場合は、理想条件まで譲れない条件に入れてしまっていないかを見直してみるとよいでしょう。
たとえば、趣味が合うこと、外見が好みであること、話題が合うことなどは、当てはまると魅力的です。ただ、それが本当に結婚生活で外せない条件なのかは、少し分けて考える必要があります。
譲れない条件は、多くても2〜3個くらいに絞る方が、自分にとって本当に大切な軸が見えやすくなります。
条件は合っているのに迷うなら、結婚後の生活を想像できるかを見る
年収や仕事、性格、価値観などの条件を見ると大きな問題はない。けれど、結婚を決めるとなると、なぜか迷ってしまう。
そういうときは、条件が足りないのではなく、その相手との結婚生活を自分ごととして想像しきれていない場合があります。
たとえば、「この人と一緒に暮らす自分を自然に想像できるか」「困ったときに話し合う場面を思い浮かべられるか」「無理に納得しようとしていないか」を見てみると、自分の本音に気づきやすくなります。
条件が整っていることと、自分が納得して選べることは、必ずしも同じではありません。
迷いが残るときは、条件だけで判断しようとせず、「その相手との生活を、自分が無理なく受け入れられそうか」も考えてみることが大切です。
不安があるなら、調整できることか、相手の姿勢に関わることかを見る
結婚相手選びで不安を感じること自体は、珍しいことではありません。
大切なのは、その不安が、ふたりで話し合いながら調整できそうなことなのか、相手の誠実さや向き合い方に関わることなのかを分けて考えることです。
たとえば、休日の過ごし方や連絡頻度、家事の分担などは、お互いに話し合う気持ちがあれば、少しずつ調整できる場合があります。
一方で、約束を何度も破る、大事な話を避け続ける、こちらの考えをいつも否定される、話し合っても歩み寄ろうとしない、といった不安は慎重に見た方がよいかもしれません。
前者は「違いをどう調整するか」の問題ですが、後者は「この人と安心して関係を続けられるか」に関わる問題です。
不安があるときは、すぐに答えを出すよりも、その不安がどちらに近いのかを整理してみると、見るべきポイントがはっきりしやすくなります。
自分だけが合わせているなら、無理をしていないかを見る
結婚相手を選ぶときは、相手に合わせられるかだけでなく、ふたりで歩み寄れているかも大切です。
自分だけが本音を飲み込んでいる。自分だけが予定や考え方を変えている。相手に合わせることが当たり前になっている。
そうした状態が続く関係は、最初はうまくいっているように見えても、長く続けるうちに疲れてしまうことがあります。
すり合わせたい条件は、どちらか一方が我慢し続けるためのものではありません。
結婚相手の決め手は、条件がそろっているかだけでなく、違いがあってもふたりで話し合え、自分だけが無理をし続けない関係だと思えるかにも表れます。
最後は「完璧ではなくても、続けていけそうか」を見る
結婚相手の決め手は、すべての条件が完璧にそろっていることではありません。
譲れない条件、すり合わせたい条件、理想条件に分けても、最後に大切になるのは「この人となら、完璧ではなくても関係を続けていけそうか」という感覚です。
その目安になるのは、譲れない条件が大きくズレていないこと、違いがあっても話し合えること、自分だけが無理をし続ける関係ではないことです。
もちろん、結婚を考えるときに不安がまったくないとは限りません。
それでも、「不安はあるけれど、この人となら話し合いながら進んでいけそう」「自分を押し殺さずに一緒にいられそう」と思えるなら、前向きに考える材料になります。
結婚相手の決め手は、「条件が全部そろっているか」ではなく、「完璧ではなくても、この人となら無理なく続けていけそう」と思えるかどうかに表れます。
迷ったときは、悩み別に詳しく確認してみる
結婚相手の選び方で迷う理由は、人によって少しずつ違います。
相手との価値観が合うのか気になる人もいれば、結婚前に何を話し合えばいいのか知りたい人、条件とフィーリングのバランスで迷っている人もいると思います。
ここでは、悩み別に確認しやすいテーマを整理します。
価値観が合う人の特徴を知りたい場合
「価値観が合う人って、具体的にどんな人だろう」と感じている場合は、まず相性や自然体でいられる感覚について整理してみると考えやすくなります。
価値観が合う人の特徴や、恋愛・婚活で確認したいポイントについては、こちらの記事で詳しく整理しています。
価値観が合う人とは?相性がいい人の特徴と恋愛・婚活で確認したいポイント
結婚前に何を話し合うか知りたい場合
結婚相手として考えるなら、お金、家事、子ども、仕事、親との距離感など、結婚後の生活に関わるテーマも避けて通りにくくなります。
具体的にどんなことを話し合えばよいのかを知りたい場合は、こちらの記事も参考になります。
結婚前に話し合うことは?確認したい価値観の違いと後悔しないためのポイント
条件とフィーリングのバランスで迷う場合
結婚相手を考えるときは、現実的な条件も大切です。ただ、条件だけで選ぼうとすると、好きな気持ちや一緒にいたい感覚を置き去りにしてしまうこともあります。
反対に、フィーリングだけで進めると、あとから生活面の不安が出てくることもあります。
条件とフィーリングのどちらを重視しやすいのかを考えたい場合は、こちらの記事で詳しく整理しています。
恋人に求める条件とは? フィーリングと現実条件、どちらを重視する?
連絡頻度や距離感の違いが気になる場合
連絡頻度や距離感の違いは、結婚相手選びの中心テーマではないように見えても、日常の安心感に関わりやすい部分です。
毎日連絡したい人もいれば、必要なときに連絡できれば十分だと感じる人もいます。どちらが正しいというより、安心できる距離感が違うと考える方が自然です。
連絡頻度の価値観については、こちらの記事で詳しく整理しています。
カップルのLINE頻度はどれくらい?毎日連絡したいのは普通?
結婚相手の選び方が見えてきたら、出会い方も考える
結婚相手選びで何を大切にしたいのかが少し見えてきたら、次は「どこで、どんなふうに出会うか」も考えやすくなります。
同じように結婚を考えている人と出会いたいのか、自分のペースで相手を探したいのか、誰かに相談しながら進めたいのかによって、合う婚活方法は変わります。
出会い方そのものにも向き不向きがあるため、自分の性格や婚活の進め方に合う方法を選ぶことが大切です。
自分で探す方が合う人
自分のペースで相手を探したい人や、まずはプロフィールややり取りを通して相手を知りたい人は、自分で進める婚活方法が合いやすい場合があります。
ただし、自分で探す方法は自由度が高い一方で、相手の結婚への温度感や価値観を自分で見極めていく必要があります。
条件だけで判断しすぎず、やり取りや会話の中で「自分が大切にしたい軸」と合いそうかを見ていくことが大切です。
相談しながら進める方が合う人
ひとりで判断するのが不安な人や、相手選びで迷いやすい人は、第三者に相談しながら進める方法が合う場合もあります。
自分では気づきにくい条件の偏りや、相手を見るときのクセを整理しやすくなることもあります。
特に、結婚への本気度が高い人や、効率よく相手を探したい人にとっては、サポートがある婚活方法も選択肢になります。
複数の選択肢を比較してから決めたい人
どの婚活方法が自分に合うか分からない場合は、いきなりひとつに決めず、複数の選択肢を比較してみるのもよいでしょう。
婚活アプリ、婚活サイト、オンライン型の結婚相談所、対面サポートのある結婚相談所など、それぞれに向いている人や進め方の違いがあります。
結婚相手の選び方と同じように、出会い方も「どれが一番よいか」ではなく、「自分に合う進め方か」で考えると選びやすくなります。
結婚相手選びの軸が見えてくると、自分に合う出会い方や婚活方法も考えやすくなります。
まとめ:結婚相手選びは、条件を増やすより「何を大切にしたいか」を整理することから
結婚相手の選び方で迷うのは、見るべきポイントが多いからです。
年収や仕事、外見、性格、価値観、安心感、好きな気持ちなど、どれも大切に思えるほど、「結局、何を重視すればいいのか」が分かりにくくなることがあります。
そんなときは、条件をさらに増やすよりも、自分の中で整理することが大切です。
譲れない条件は、合わないと結婚後に苦しくなりやすいもの。すり合わせたい条件は、違いがあっても歩み寄れるほど関係を続けやすくなるもの。理想条件は、当てはまると魅力に感じやすいものです。
この3つを分けて考えると、相手に何を求めているのか、自分にとって本当に大切な軸は何なのかが見えやすくなります。
また、条件がそろっているかだけではなく、「この人となら完璧ではなくても続けていけそうか」を考えることも大切です。
結婚相手選びで大切なのは、すべての条件を満たす人を探すことではなく、自分が無理なく大切にできる関係を見つけることです。
結婚相手選びで何を大切にしたいか、まずは1問で確認してみよう
結婚相手を選ぶときに、何をいちばん大切にしたいかは人によって違います。
価値観や人生観が近いことを重視する人もいれば、安心感、誠実さ、金銭感覚、将来の考え方、生活の安定感、好きな気持ちを大切にしたい人もいます。
自分では「これが普通」と思っていても、他の人の回答と比べてみると、意外と少数派だったり、多くの人が同じように感じていたりすることがあります。
価値観ラボでは、結婚相手選びで大切にしたいことについて、1問で確認できる質問を用意しています。
まずは、自分の考えにいちばん近いものを選んでみてください。回答すると、他の人がどんなポイントを重視しているのかも見ることができます。

